「待つ」ということ (角川選書)本pdfダウンロード

「待つ」ということ (角川選書)

, 鷲田 清一

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「待つ」ということ (角川選書)本pdfダウンロード - 内容紹介 現代は待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。現代社会が失った「待つ」という行為や感覚の現象学的な考察から、生きること、生きていることの意味に分け入る、臨床哲学からの哲学エッセイ。〈目次〉 まえがき1 焦れ2 予期3 徴候4 自壊5 冷却6 是正7 省略8 待機9 遮断10 膠着11 退却12 放棄13 希い14 閉鎖15 酸欠16 倦怠17 空転18 粥状19 開け あとがき 内容(「BOOK」データベースより) 現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性をなくしはじめた。偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、未来というものの訪れを待ちうけるなど、「待つ」という行為や感覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 鷲田/清一 1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授、大阪大学大学院文学研究科教授、同研究科長・文学部長等をへて、現在、大阪大学理事・副学長。専攻は臨床哲学。著書に『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)など、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「待たなくてよい社会になった。待つことができない社会になった。」この2文だけでも、いろんなことが想起されます。現代生活においては、社会全体が便利になり過ぎて、待つことが極端に排除されています。コンビニのレジでも、順番待ちの列が出来ようものならすかさず店員さんが仕事の手を止めてレジに回ってくれます。そこまでしなくてもと、初めは思うのですが、そのうち、それに慣らされてくると、数分のレジ待ちも苦痛になってしまうから不思議です。冒頭の表現のように待たなくてよくなったが故に、待つことができない私たちになってしまったのでしょう。これでは、社会全体が不寛容になってしまいます。「待つ」ことを排除した結果、私たち個人も、その集合体である社会も、大切なものを失いつつあるようです。本文は、哲学者らしい緻密かつ深い指摘のみならず、たおやかな文章に溢れています(特に前半)。19節に分かれていますので、小出しに噛みしめながら読んでいっても良いと思います。ここまでの論調は初めの数節で、著者の「待つ」はさらに深い次元に及んでいきます。太宰治の掌編『待つ』の駅で待つ二十歳の女性が紹介されます。「だれかを待っていうのに、そのだれとも逢いたくない。だれかに声をかけられようものなら、竦むどころか、身震いしてしまう。いや、撥ねつけすらするだろう。でも、「忘れないでください」、わたしを憶えてください、わたしを見かけてください……。」はじめから目的語を欠いたまま発動する<待つ>を表現しています。何とも意味深な<待つ>です。ただ、このような心情は、私にも確実にあると感じます。多くの現代人も抱いているような気がします。本書において最終的に著者は、「待つことの放棄が<待つ>の最後のかたちである」と表現しています。残念ながら私はそこまでの理解には至りませんでした。残念ながら、私はそこまでの理解には至りませんでした。ただ、「待つこと」と祈りが非常に深い関係にあると直感しました。目的語を欠いた祈り、放棄した祈りこそ、祈りの本質ではないかと思うのです。そう考えると、<待つ>の最後のかたち に少しだけ近づけたような気がしました。
de 鷲田 清一
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